スポンサードリンク
   

カウンセラーとして経験を積むために



カウンセラーとして何よりも大切なのは
カウンセリングの経験です。

カウンセリングの経験が全くないのに
開業してもうまくいくわけはありません。

しかし、カウンセラーとして、
経験を積む機会や場が全くない
というのも、この業界の実情です。

これは臨床心理士でさえ、
カウンセリングの機会を得るのが難しいので、
他のカウンセリング資格では
さらに困難になります。

そのため、カウンセラーの経験を積むためには、
開業しようとする人もいます。

ただ、経験がないために、お客さんが来ず、
じゃあ経験を積まないといけないのかと
思いながらも、経験を積む場所がないために、
行き詰まってしまう人もいます。

私の回りでも、経験不足で開業したために、
多くのクライアントを不幸にしてしまい、
かなりへこんでいる人もいました。

ちなみにその人は、
自身のカウンセリングルームを閉鎖し、
今はサラリーマンをしています。

もうカウンセラーとしてやっていけないと
言っていました。

カウンセリングは最初の内は必ず失敗します。

なので、ある程度経験を積まないといけません。

一番いいのは、最初は傾聴ボランティアを
してみることです。

これが経験を積むために手っ取り早いです。

それと平行して、研修会や勉強会に参加し、
できればスーパービジョンを受けましょう。

お師匠さんから、
「もう開業してもいいでしょう」
と、お墨付きがもらってから開業するのが、
確実な方法の一つです。

もちろん、それまでにかかる費用や労力を考えると、
なかなか一筋縄では行かないでしょう。

それほど、カウンセラーとして開業するのは、
大変だということです。

カウンセラーとして、臨床心理士でさえ、
経験を積む場が少ない以上、
ボランティアのカウンセリングから始めて、
少しずつ経験を積むのが唯一の道です。


その中で、あなたなりのカウンセリングの手法を
見つけて行くことが必要かと思います。

カウンセラーの勉強におススメの本


カウンセラーの勉強に
おススメの本を紹介します。

カウンセラーは一生勉強と
言っても過言ではありません。

セミナーやワークショップ、
勉強会に参加することができればいいのですが、
それも難しい場合は本を読むだけでも、
カウンセラーのスキルはアップします。


以下、初心者からでも
読みやすい順で紹介させていただきます。



↑河合隼雄先生が書かれた良書です。
カウンセラーを目指す以上、
必ず目を通した方が良い一冊です。


   

↑神田橋條治先生の精神科診断面接のコツ追補精神療法面接のコツ です。

カウンセラーならぜひ読んでおきたい一冊です。

一人でできるスキルアップのコツや、
カウンセリングのコツについても
学ぶことができ、大変勉強になります。


 

↑大学の教鞭をふる傍ら
ずっと臨床現場でカウンセリングを
行ってきた古宮先生のカウンセリングの本です。

来談者中心療法を中心に、
カウンセリングの基礎的な聴き方を
わかりやすく教えています。

もちろん、ベテランの人が読んでも
勉強になるところばかりで、
ぜひ手元に置いておきたい本。




↑認知行動療法の大家となっている
伊藤先生の認知行動療法の教科書です。

事例を踏まえ、わかりやすく、
初心者でもできるように書かれています。

上記はDVD付きですが、安価なDVDなしもあります。
DVDなしはこちら!!




↑山上先生の行動療法の教科書的存在の一冊です。

行動療法的なやり方は
摂食障害や強迫性障害など、
来談者中心療法では難しいケースで
効果を発揮することが多いです。




↑薬物療法を勉強したい方にはこの一冊を。
ベテラン精神科医が薬物療法について、議論しています。

薬物療法についてのイメージが深まります。


↑日本ではマイナーですが、
アメリカでは選択理論は
かなりメジャーな心理学の一つです。

簡潔明瞭に「人間の心」について説明しています。



↑精神医学の勉強ならコレ。
精神疾患の概要がある程度イメージできるようになる一冊です。

以上、何冊がご紹介させていただきました。

もちろん、上記の本だけでは足りないですし、
たくさんの本を読まないといけないので、
カウンセラーを目指す方はぜひぜひ、
たくさんの本を読んでスキルアップしましょう。

とりあえず、カウンセリングを目指したい方は
上記の本を読んでみることをお勧めします。


カウンセリングのスキルアップを継続すること


開業カウンセラーは
他の雇われカウンセラーよりも
かなりシビアです。

その1つは、
開業カウンセラーは
スキルアップのための勉強を
人一倍していくことが必要だからです。

雇われカウンセラーは
ある程度下手くそなカウンセリングをしても
クビになることはありません。

実際、スクールカウンセラーや
病院のカウンセラーでかなりお粗末な人は
見かけます。

それでもクビにならず、
ずっと働くことはできます。

しかし、開業カウンセラーは別です。

下手くそなカウンセリングをしていれば、
確実にクライエントは来なくなり、
廃業に追い込まれます。


だからこそ、常にスキルアップをしていくことが
必要になってくるのです。

そのためには、
まずは頻繁にセミナーや講座、研修会に
参加しましょう。

臨床心理士であれば頻繁に研修会の案内が
来るので、困ることはありませんが、
その他のカウンセラー資格の方は、
絶えずネットで探してみましょう。

案外、学会だと、そこの学会員じゃなくても
入れるところはあります。

それから、
「〇〇療法」「うつ病」「〇〇テスト」

などで、検索をかけてみて、
引っかかったところに
行くのが王道でしょうか。

地元で検索をかけてみれば、
案外簡単に見つかると思います。

また、こうしたセミナーは大阪や東京など、
大都市でしていることが多いので、
泊りがけで行くことも多くなります。

自分なりに「年間○回はセミナーや研修会へ行く」という
目標を立てて言えれば、継続しやすいかと思います。

あとは、本を読んだり、
スーパーヴィジョンを受けるなどがあります。

さらに、自身がカウンセリングを受けるのも
スキルアップにはとても有効です。

スキルアップは終わりがありません。

良いカウンセリングを提供していくためにも
カウンセリングのスキルを上げていくことを
続けていくことがとても大切なのです。



開業するためには福祉制度にも強くなっておくこと


あなたがどんなカウンセラーを
目指すのかで必要な知識は変わってきますが、
できれば福祉制度もしっかりと
理解しておくことが必要です。



例えば、クライエントが「生活保護を考えている」
と言っているとき、
明らかにまだ頑張れば働けるし、
生活保護まで行くような人ではないという場合、
できれば「辞めない方が良い」という
助言をした方が良いです。

この時に、生活保護がどれくらい
悲惨な人生を歩んでいるのか、
といった福祉制度の裏の部分も
知っておかないといけません。


また、精神疾患の場合は、
自立支援制度といったものもあります。

これは保健の本人の負担が
3割から1割に減るという制度です。
(一部0割にもなる場合もあります)

こうした法律も
できれば知っておいた方が良いでしょう。

なぜなら、例えば
「不倫専門カウンセラー」
「家庭問題専門カウンセラー」
「不登校専門カウンセラー」
「恋愛カウンセラー」と
いろんな専門領域がありますが、

どの分野でもクライエントが
願っているようには行かず、
そのために精神状態が悪化してしまい、
通院が必要になってしまったり、
仕事が難しい状態になってしまう場合があります。

その際に上記の福祉制度について知っていると、
役立つことが大変多いということです。

もちろん福祉制度については
カウンセラーよりもケースワーカー
(社会福祉士や精神保健福祉士)の専門分野ですが、
カウンセラー自身もある程度強く
なっておくべきだと私は思います。

カウンセラーは
ジェネラリストとスペシャリストの
中間くらいに位置するようなところがあるので、
その分野のプロ並とは行かないまでも、
ある程度知っておかないといけない

というのが私の持論です。



↑医療福祉を学びたいのであれば、
精神保健福祉士の本が一番です。


カウンセラーにとって精神医学の知識は必須


カウンセラーに必要な知識は
何かと言われると、1つは精神医学の知識です。

これは一番重要です。

なぜなら、目の前のクライエントを見て、
「カウンセリングだけで治るのか」
「それとも精神科治療が必要なケースか」

を見極められないことには、話になりません。


例えば、パワハラからうつ病になった場合、
クライエントがカウンセリングで問題を
整理して解決できるレベルなのか、

それとも重度のうつ症状を呈しており、
薬が必要なレベルなのかを見極められないと、

最悪クライエントが自殺してしまうこともあり得るのです。


よくカウンセラーは
「クライエントを診断できない」
と言いますが、

医師と同レベル程度の診断は
見立ての中でできる様になって
おかないといけませんし、

それくらいの精神医学の知識は必須です。

さらに言えば、他の内科的疾患にも
詳しい方が良いでしょう。

例えば、うつ病や双極性障害の症状を
呈する病気に甲状腺機能障害
(パセドゥ病、ハシモト病)があります。

これは甲状腺に関する病気で、
内科でお薬を処方してもらわなないと
まず治らない病気です。

こうした知識もできれば
身に着けておいた方が良いです。

それから精神科の薬については
ある程度勉強しておきましょう。

パキシル、テトラミド、アナフラニール、
デプロメール、サインバルタといった抗うつ剤や、

デパス、ワイパックス、セパゾンといった抗不安薬、

マイスリーやユーロジンといった睡眠導入剤、

セレネースやリスパダールと言った抗精神薬。

などなど、できれば薬の処方箋を見て、
医師がどういう意図でクライエントに
投薬治療を行っているのかを推察する程度の
知識も欲しいところです。

精神科医が、考えて投薬しているのか、
それとも迷走しているのかは、
処方箋を見ればある程度わかります。

その上で、医師との付き合い方を
アドバイスすることもカウンセラーの
大切な仕事なのです。


カウンセラーを目指す上で、
ぜひ精神医学にも強くなっておきたいものです。

図説精神医学入門

図説精神医学入門
価格:3,024円(税込、送料別)

  





↑上記三冊は精神医学の入門書
として大変お勧めです。

カウンセラー開業を目指す方、
ぜひ必須の本です。


開業する際に押さえておきたい理論や手法とは?


開業する際に、ぜひとも
押さえておきたい理論や手法は、
ずは精神分析、来談者中心療法、
認知行動療法です。



この3つはぜひとも
押さえておきたいものです。

特に来談者中心療法はクライエントを
害さずにカウンセリングを行うことが
できるのでとても安全です。

不用意な発言でクライエントを
傷つける可能性も低くなります。

ただ、とてもセンスが問われるものなので、
かなりの経験と練習が必要です。



そのため、定期的にセミナーや研修会、
勉強会への参加をしていかないといけません。


ただ、来談者中心療法は、
カウンセリングの手法としてはいいのですが、
いかんせん理論にかけているので、
「見立て」が弱くなるという弱点があります。

「見立て」ができないと
カウンセリングで行き詰ることも多く、
精神的にも大分やられてしまうでしょう。

からこそ、しっかりとした理論である
「精神分析」を学ばれると良いです。


この2点をしっかりと学ばれるだけでも、
開業する際にとても役立ちます。


ただ、この2つの手法は、
どうしても長期的なスパンでの
カウンセリングを必要とします。

しかし、クライエント様の中には
短期での解決を望まれる方も多いのも事実です。


だからこそ、認知行動療法のように
短期で解決できるような心理療法も
学ばれると良いでしょう。


その上でクライエント様に応じて、
適切な理論・手法を使い分けておくことが大切です。


これらの3つの理論・手法は
メジャーなものなので紹介しましたが、
もし「〇〇療法が自分にぴったりと合う」
というのであれば、それらを学ばれてもいいです。


一番大切なのは自分に合った心理療法や
カウンセリング理論を使うことですからね。



カウンセリングの手法について


カウンセリング開業をしていく中で、
カウンセリングの知識やスキルはまず必須です。

逆にそれがなければ、
個人開業で成功することは不可能です。


ただ、そうしたカウンセリングの手法や
種類については、当然カウンセラーの個性というか
性格に左右されるので、よく自分の適性を判断して、
自分に合った心理療法やカウンセリング技法を
学ばれると良いでしょう。


ちなみに私は傾聴を主体とした
心理療法やカウンセリング技法は基本は苦手です。

もともと共感力が低い為、
共感するのにちょっと工夫がいるのです。

そうした背景もあり、私は傾聴よりも
「問題解決型のカウンセリング」
の方が合っているので、
そうした手法を中心に学んでいます。


逆に問題解決に焦点を合わせない
カウンセリングの手法もあります。

ロジャースの来談者中心療法や、
精神分析、ユング派などはそうですね。

「なんかよくわからない世界を
じっくりと味わいたい」というような方は、

こちらのカウンセリング技法を学ばれると良いでしょう。


逆に白黒はっきりさせたり、
「こうすればよくなる」というノウハウ的なものを

中心にしたい場合は、認知行動療法や
ブリーフセラピー、リアリティセラピーなどがあります。


大切なのは、どの理論が良いか悪いかではなく、
どの手法があなたに合っているかで
考えていくことです。


また「自分にはこの心理療法は合わないな」
と感じた場合は、すぐにその勉強を
辞めた方が良いでしょう。

あなたに合う手法はあるので、
ぜひそれを諦めずに見つけていくことが大切です。


    スポンサードリンク