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カウンセリングはただ話を聴くだけ?



よくあるカウンセリングの誤解の一つが、「カウンセリングって話を聴くだけでしょ?」っていうもの。

多くの人がそのように思っていますよね。

しかも、びっくりすることに心理カウンセラーの中でも「カウンセリング=聴くだけ」と思っている人がとにかく多いこと。

確かにカウンセリングでは「聴く」ということをします。

話を聴くことでその人の中にたまっているものを吐き出し、心が軽くなるという効果があります。
(一般にはカタルシス効果とか呼ばれたりしています)

心が軽くなれば余裕が出てきて、頑張ろうと前に進むことができるようになります。

中には話を聴いてもらうことで、問題が一気に解決してしまうというケースもあります。

それくらい話を聴くというのは大切なことで、カウンセリングにおいても大事なことなのです。

でも、カウンセラーを開業しようとする方は、「話を聴けたら別にいいんだ」とは思わないようにしてください。

カウンセラーになるために聴くこと以外に、いろんな専門的な知識が求められます。

心理的な見方や病気の知識、また法律や地域支援サービスなど、その専門的な知識は多岐にわたるんです。

例えば、DVの相談で来られた場合、女性センターやシェルターについての知識は必須ですし、DV法についても知っておく必要があります。

虐待であれば、要保護児童対策協議会のシステムは最低限抑えておくべきですし、児童相談所のやり方は把握しておくべきです。

会社員のうつ病の方であれば、精神疾患の知識と後は労働基準法、会社組織についての経験があるといいでしょう。

他にも性格学や心理学の知識をベースとして様々な知識が求められます。

それを適切にカウンセリングの中に組み込んで使っていくことが、カウンセリングなのです。

ここまで聞けば、「カウンセリング=ただ聴くだけ」ではないのはわかると思います。

聴くだけでなく、専門知識を適切に提供していくことこそカウンセラーに求めれていることなのです。

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宗教とカウンセリングの違い



よくカウンセリングと宗教を混同されている方に出会います。

これは同じように見えて全く違うものです。

まず、宗教というのは、あの世世界の視点から人間の生き方を導いていくためにあります。
簡単に言えば、「そんなことをしていると死んだら地獄に行くから、今のうちにこういう生き方をした方がいいよ」という教えを実践していくのが宗教です。

そして、カウンセリングというのはこの世の視点から人間の生き方を導くものです。
簡単に言えば、「今のあなたがこういう生き方をすると、どんどんあなた自身が苦しくなっていくと思う。だから、今は苦しくても耐えて、一緒に乗り越えていこうよ」というのがカウンセリングです。
そのために、話を聴き、その人が生きていける道を一緒に探すのがカウンセリングです。また、そのために心理学的な視点を活用するのも特徴です。

まあ、あの世視点とこの世視点という違ったアプローチをとっていくということに違いがあります。

ただ、ゴールは「その人あ幸せになれるかどうか」なので、そう考えるととっても似ているものです。

また、カウンセラーの中には特定の宗教に属していたり、宗教家がカウンセリングをしていることもあります。

私自身もある宗教を信仰していますし、それがかえってクライエントの助けになる場合もたくさんあります。
(まあ、宗教の教義をクライエントに押し付けることは絶対にしませんが)

カウンセリングはカウンセリングの、宗教には宗教の意義と良さがあります。

大切なのはクライエントをしっかりと支えることで、今自分がどちらの視点で関わっているのか、関わっていくのか、しっかりと区別していくことじゃないかと思うのです。

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カウンセリングとコーチングの違いとは?



カウンセリングとコーチングは
近いようで違います。

カウンセラーの中には、
両者を分けて考えていない方も
おられますが、やはいり知っておいた方が良いです。

まず、カウンセリングとは、
その人の心の問題を整理することです。

「話してスッキリした」というのは、
話すことで心が整理できたということです。

それに対して、コーチングとは
相手を導くことです。

「こうすればもっといいよ」ということをコーチするのが、
コーチングです。



ちょっと例を挙げましょう。

例えば、あなたのもとに、
配偶者の不倫がきかっけで、
夫婦関係がギクシャクしてしまって、
混乱しているクライエントが
来られたとしましょう。

最初、話を聴くと、本当に混乱していて
どうしていいかわからないという感じです。

しかし、話を聴いていくうちに、
問題が少しずつ整理されていき、
クライエントがどうしたいかが
わかってきたとします。

それに伴って、表情も明るくなり、
落ち着いた様子が感じられます。

そこでクライエントは
「夫婦で再構築をしたい」
という思いが出てくるようになってきました。

ここまでが、カウンセリングです。
クライエントの自分の問題が整理されることで
少しずつ前を向けるようになってきたのです。

しかし、クライエントは
「夫婦で再構築したいが、いろんなことが
あったし、どう夫婦関係を築けばいいか
わからない。どうしていいいか教えてほしい」
とカウンセラーに言いました。

この時、「そっか、そう思うんですね」と
頷くだけではダメです。

どうすればクライエントが前に進めるかを
「教えること」が必要です。

これがコーチングです。

両者の違い、何となく理解できたでしょうか?

もう少し簡単に言えば、
気持ちが混乱していて勉強ができないという生徒に対し、

混乱を整理していくのがカウンセリングであり、
その後、勉強をどう教えていくかがコーチングです。


実際の現場ではカウンセリングとコーチングは
両方とも必須です。

しかし、両者の違いを知っておくことで、
「このクライエントはコーチングが良いか、
それともカウンセリング的な対応がいいか」
を見立てることができます。

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カウンセリングを独学で学ぶのは難しい


どんな業界であれ、
独学だけで成功したという人は
あまりいないと思います。

基本は、師匠やメンターがいて
その人からカウンセリングのいろはを
教わることが必要です。


独学でカウンセリングの勉強をすることは
かなり難しいです。

これは医者や教師と同じことです。

医者や教師も本やセミナー、講義だけで
スキルを身に着けることはまずありません。

そう言った職種では
先輩の医者や先生がおられて、
その人から直接指導を仰ぎます。

医者であれば、
こういう症状ではどういう病気が考えられ、
どういう処置が必要か。

教師の場合であれば、どういうクラス経営や
また授業をすれば子どもたちが成長するのか。

こういうことを何年も研修を積み、
やっと一人前になるのです。

カウンセリングで開業を考えておられる方は、
まず独学だけでカウンセリングのスキルを
身に着けることはできないと思わないように
していただきたいと思います。

それはほぼ不可能です。

まずはちゃんと直接指導をしてくれる人を探し、
その人からスーパーヴィジョンや、
教育分析を受けるようにしましょう。

最低限、よい師匠を見つけるまでは
開業は考えてはいけないです。

カウンセラーの資格を取って、
すぐに開業してもどっかで
必ず頓挫してしまいます。

困難なクライエントやストレスによって
メンタルをやられてしまいます。

独学でカウンセリングを学び続けるのは
非常に難しいです。

カウンセラーを目指して、開業を考えている方は、
そのことをどうぞ肝に銘じておきましょう。



カウンセリングを学ぶには
カウンセリングスクールに通うことが有効です。
上記はカウンセリングを学ぶための資料を
無料で取り寄せることができます。

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カウンセリングは「治療」ではなく「支援」


カウンセラーとして開業していく上で
ぜひとも覚えておいてほしいことがあります。


それは、カウンセリングは
「治療」ではなく「支援」するもの
であるということです。


例えば、うつ病をカウンセリングで
治すことはできません。

統合失調症も治すことはできませんし、

不登校を治療することもできません。


カウンセリングでは心の病気を
治すことはできないのです。


その代り、カウンセリングでは
支えることはできます。

うつ病の人が自分らしい人生を歩めるように、
支えていくことは可能です。

自分らしい生き方が見えた結果、
うつ病が軽快し、最終的には治っていくのです。

カウンセリングを受けて、
うつ病が治ったように見えることがあるのですが、
れはカウンセラーがクライエントを
支援し続けた結果だからです。


不登校が学校に行くのも、
不登校の子が自分らしく生きていくのを
カウンセラーが支え続けた結果です。


これを「最初から治そう」「治療しよう」
と思ってカウンセリングをしていくと、
クライエントは良くなるどころか悪化してしまいます。

カウンセラーができるのは、
病気を治すことではありません。

その人が病気を持っているにも関わらず、
「自分らしい人生を歩めるよう」
支援していくことなのです。


この辺り、初心者の方は
なかなかわかりにくいところかもしれません。

ただ、カウンセラーとして経験を重ねていくと、
このニュアンスがだんだんとわかってきます。

これがわかってきた段階で、
やっとカウンセリング中級者くらいでしょうか。

その段階で開業を考えていくと
良いだろうと思います。

ひとまずは
「カウンセリングは治療ではなくて支援である」
ということを頭の片隅に置いてください。


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カウンセリングと相談の違いについて


カウンセリングと相談の違いとは何でしょうか?

簡単に言えば、カウンセリングとは
「クライエントに寄り添う」
「クライエントの気持ちに共感する」
ことで、クライエントが抱えている問題を
自分の力で解決できるように援助していくことです。


相談とは、困っている人に対して、
その人が解決できるであろう情報を提供したり、
アドバイスを行うことです。


以上が違いですが、いかがでしょうか。

もう少しわかりやすいように例を挙げます。

例えば、
「会社に行きたいのに行けない」
という悩みを持った人がいます。

相談であれば、
「どうやったら会社に行けるか」
についてアドバイスしたり、
「こうすればいいよ」とお教えたりします。

「とりあえず、今日は好きなことやって、
ゆっくり寝て、そしたら明日は会社に行けてるよ」

「そんなに行きたくないなら
もう会社辞めたらいいんじゃない?」

「まあ行きたくない時って誰でもあるよ。
そんな落ち込まないで」

ただ、こうしたアドバイスというのは、
「そうなんだけど・・・」と
モヤモヤした気持ちは取れないままというのが多いです。

これがカウンセリングになるとどうでしょうか。

まず「行きたいけど、行けない」
というその人の気持ちを
じっくりと理解しようと聴きます。


すると、相手もポツポツと話すようになり、
「実は・・・上司の言動がきつくてつらい」
と話し出します。

その「つらい」というのをずっと聞いているうちに、
「この会社は本当に小さい頃から憬れていて、
やっと入れたんだ」という
会社を辞めたくない理由についても話します。

それもずっと聴いていると
「やはり、上司の言動がきついからと言って、
会社を辞めたくなはいですね。
自分なりにどうしたいのか見えてきました。
また頑張ってみます」と
自分で答えを出し、会社を続けるという選択をしました。

これがカウンセリングと相談の違いです。

相談とは、こっちが答えを
提示するところがありますが、

カウンセリングは
クライエント自身が答えを出せるように
支援していくというのが大きな違いです。

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